突然ですが、みなさんはマレーシアに行かれたことはありますか?
行ったことがある方は、マレーシアの急速な経済発展にびっくりしたのではないでしょうか?
行ったことがない方のなかには、世界の富裕層が移住していたりと最近注目される機会が多いことから、興味を持たれている方もいることでしょう。
そこで今回から、観光スポット、飲食店、ホテルなど、マレーシアに関する情報を発信していきます。
実際に旅行で訪ねたところをご紹介するので、すべてを取り上げることは出来ませんが、かなりの数になります。
複数の記事でまとめていきます。
ちなみにですが、このマレーシア旅行は、新型コロナウイルスが流行し始める前の旅行です。
誤解を招いてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
現在、新型コロナウイルスが世界的に流行しており、自由に外出することができなくなっています。これからのマレーシア旅行の記事をみて、少しでも旅行気分を味わっていただけたらと思います
では、さっそくいきましょう!
マレーシア旅行最初の記事は、「マラッカ」をご紹介します。
まずは、「マラッカ」の概要を簡単にまとめます。
マレーシア発祥の地ともされており、その歴史は15世紀にまでさかのぼります。
15世紀にマラッカ王国が誕生しました。
その後、ポルトガル、オランダ、イギリスなどの欧米列強諸国による支配が続きます。
この支配されていた過程でユニークな文化が生まれ、それが現在のマラッカの基盤になり、今に至っています。
2008年には、ペナン島のジョージタウンとともにユネスコ世界文化遺産に登録されました。
マラッカは、クアラルンプール空港から、バスで2時間半ほどの距離にあります。
バス移動は、とても快適でした。
マレーシアのバスは、3列の座席なので、バス内が広々としています。
そのうえ、リクライニングやオットマンの機能もあります。
バスに2時間ほど揺られ、マラッカ最寄りのバスターミナルにつきました。
バスの出入りがかなり多いです。
ここからは「Grab(グラブ)」を使って移動しました。
Grabとは、シンガポールに拠点にして、現在は東南アジアの広い範囲に普及している配車サービスのことをいいます。
日本でいう、白タクにあたります。
このGrab、めちゃくちゃ便利です。
なんでかっていうと、車の手配、行き先、料金の伝達が、すべてアプリ内で完了するからです。
アプリで行き先を入力して車を手配し、乗車して目的地に着いたら料金を払う、これだけです。
料金体系もはっきりしていて安い。
海外旅行だと、言語の壁があるので不安を感じがちですが、Grabだとまったくその心配はありません。
実際にマレーシアに滞在していたときにGrab代をぼったくられたことは1度もありませんでした。
話を本題に戻します。
先ほどのバスターミナルから10分くらいでマラッカに着きました。
マラッカ観光のはじまりは、「オランダ広場」からです。
この風景、見たことある方も多いのではないでしょうか?
このオランダ広場を基準にして、マラッカ川の西側を「オールドタウン」、南側を遺跡が多いエリア(セントポールの丘やサンチャゴ砦など)に区切れます。
ちなみに、「マラッカ川」は、下の写真の川になります。
オールドタウン側から撮った写真とその反対側から撮った写真です。
だいぶ雰囲気がちがうのがおわかりいただけるかと思います。
マラッカ川沿いには、壁画が多くあります。
ここではその一部をご紹介します。
ここからは、マラッカ内で訪ねたところをご紹介します。
まずは、「セントポール教会跡」です。
こちらのセントポール教会は、1521年にポルトガル人の総督が建てたカトリック教会です。
丘の上に建てられているため、海を見渡すことができます。
そのため、要塞としての役割を果たしていたともいわれており、屋根がありません。
また、日本人のヤジロウが洗礼を受けた場所という言い伝えもあり、少なからず日本とのゆかりがある場所です。
つづいて、「フランシスコ・サビエル教会」です。
この「フランシスコ・サビエル教会」は、かの有名なフランシスコ・サビエルの功績を讃えて建てられたカトリック教会です。
訪ねたときは閉まっていて、中は見学できませんでした。
つぎは、「カンポン・クリン・モスク」です。
(モスクとは、イスラム教における礼拝堂のことをいいます)
この「カンポン・クリン・モスク」は、マレーシア最古のモスクのひとつといわれており、1748年に建てられました。
スマトラ様式となっています。建物に漢字が書かれているので、探してみるのも観光を楽しむポイントになります。
こちらは「海の博物館」です。
建物のモチーフは、マラッカ王国から宝飾品を載せて沈んだポルトガル船です。
館内には、マラッカを訪れた船の模型などが展示されています。
こちらは、「マラッカタワー」です。
展望台が回転しながら、上昇するつくりです。
110mの高所から、マラッカの街並みを360度楽しむことができます。
入場料は大人で20RM(約530円)で10:00~22:00まで営業しています。
内部の様子です。
冷房もついているので、快適にマラッカの街並みを楽しめます。
ここからは、マラッカの街並みを何枚か載せていきます。
古い街並みを残しながら、経済発展していることがおわかりいただけるかと思います。
こちらは、「ミドルバーグ要塞(Middleburg Bastion)」です。
マラッカ川沿いにある砲台跡です。オランダ広場からすぐの距離にあります。
意外と高さがあるので足元に注意する必要があります。
ここからは、マラッカの町並みの写真をのせていきます。
現地の人々の日常生活がどんなものかおわかりいただけるかと思います。
まず、交通量が日本と比較して圧倒的に多いです。
かつ、荒い運転の車が非常に多いです。
急な車線変更、急発進、スピードの出しすぎなどです。
日本で今問題になっている煽り運転もマレーシアでは当たり前のように見られます。
事故が起こらないことが不思議なくらいです。
また、意外なことにベンツやBMWなどの高級車が多く走っています。
そして、東南アジアでよく見られることなのですが、バイクが非常に多いです。
せまい路地が多いことが影響しているのかもしれません。
マラッカのショッピングセンターにも行きました。
昼食は、ショッピングセンター内のお店で食べました。
メニューです。
鶏肉を使った料理が多かったです。
今回オーダーしたのは、メニューの401番と823番(レモンティー)です。
値段は、34.60RM(日本円で約850円)です。
このボリュームで800円ちょいは妥当な値段といったところでしょうか。
料理自体は、カレーみたいなソースがかかったチキンとライスの盛り合わせです。
盛り付けの鉄板が熱くなっているので、食べごたえがあります。味自体も美味しいです。
チキンの方は、日本のチキンとほぼ同じです。このチキンとソースがいい感じにマッチしています。
ソースは厳密にいうとカレーではないのですが、濃いめの味付けで白米が進みます。
ライスに関しては、この料理だけでなく、マレーシアの料理全般にあてはまることなのですが、
日本の白米よりもパサパサ感が強いです。
日本の白米に慣れていると、あまり食べている感じがしません。物足りなさが残ります。
サイドメニューのサラダは、日本の一般的なサラダと同じです。レタス、紫キャベツ、タマネギ、ニンジンが入っています。ドレッシングは、和風みたいなものです。
レモンティーはちょっとレモンの味が日本のよりも弱めです。
東南アジアだから料理がマズいということは一切なく、むしろハイクオリティでした。
いかがだったでしょうか?
古い歴史を感じさせる建物がある一方で、経済発展も著しい。
古代と現代を融合させた街がマラッカの大きな特徴でしょう。
観光はもちろんのこと、大きなショッピングモールがあるのでショッピングも楽しめます。
マレーシアへの旅行をご検討されている方はぜひ足を運んでみてください!
この記事では紹介しきれなかった観光スポットもあるので確実に楽しめます。
では、また!
YUKI